マイクラのキャラクターやモブは、よく見るとそのほとんどが四角の組み合わせでできています。だからこそ、絵に自信がない方でも、コツさえつかめば意外なほど簡単に描けてしまうのが大きな魅力です。

この記事では、マイクラのイラストの簡単な書き方を初心者向けにまとめました。すべてを四角でとらえる基本の考え方から、定規や方眼紙の使い方、クリーパーやスティーブといった人気キャラの描き方まで、順番にやさしく紹介していきます。

特別な道具や生まれ持ったセンスは必要ありません。鉛筆と紙さえあれば、今日から自分だけのマイクライラストを楽しめます。お子さんと一緒に机に向かうときの参考にもなるはずです。

この記事で分かることは、次の4つです。

  • マイクラのイラストを簡単に描くための基本の考え方
  • あると便利な道具と方眼紙の上手な活用方法
  • クリーパーやスティーブなど人気キャラの描き方の手順
  • かわいく仕上げる色の塗り方とつまずきの解決法

マイクラのイラストを簡単に書く基本のコツ

まずは、マイクラのイラストを簡単に書くための土台になる考え方と準備を整えていきます。ここを押さえておくと、どのキャラクターでもほぼ同じ手順で描けるようになります。難しく考えず、四角を並べる遊びの感覚で読み進めてみてください。

マイクラの絵を描く4つの手順

イラストは「すべて四角」でとらえると簡単

マイクラの世界は、地面も木も動物も、すべてが立方体のブロックで作られています。この特徴は、そのままイラストを描くときの大きな味方になります。曲線をきれいに描く技術がいらないので、まっすぐな線さえ引ければ形になるからです。

描き始める前に、まずは対象を「いくつの四角でできているか」という目で観察してみてください。たとえばクリーパーなら、頭はひとつの大きな四角、体は縦長の四角、足は2本の細い四角という具合に分解できます。複雑に見えるキャラも、四角の集まりだと考えると一気に描きやすくなります。

最初から立体を意識する必要はありません。正面から見た平らな四角を組み合わせる練習から始めるのがおすすめです。慣れてきたら少しずつ奥行きを足していけば十分です。ブロックの並びをそのまま写し取る感覚で、気軽に手を動かしてみましょう。

四角でとらえる練習として、まずは身のまわりのものをマイクラ風に描いてみるのもおすすめです。リンゴやコップ、家など、本来は丸みのあるものをあえて四角で表現してみると、ブロックで世界を組み立てる感覚が自然と身についていきます。この見方ができるようになると、画面の中のキャラクターもすばやく四角に分解できるようになり、描き出すまでの時間がぐっと短くなります。

マス目を使ってきっちり形を取りたい場合は、マイクラのドット絵設計図はスイッチで作れる?作り方を解説!の記事も参考になります。ゲーム内でドット絵を作る考え方は、紙に描くときの下書きにもそのまま応用できます。

用意しておきたい道具と方眼紙の使い方

マイクラのイラストを簡単に描くために、まず手元にそろえておきたい道具を整理します。といっても高価なものは不要で、家にある文房具で十分にスタートできます。

道具 役割
鉛筆と消しゴム 下書きと修正の基本になります
定規 四角のまっすぐな線を引きます
黒のペン 輪郭をはっきりさせます
色鉛筆やマーカー ブロックの色を塗り分けます
方眼紙 マス目で形を取りやすくします

この中でも、初心者の方にいちばんおすすめしたいのが方眼紙です。マス目があると、四角の大きさをそろえたり、左右のバランスを取ったりするのがぐっと楽になります。ノートのマス目や、無料で印刷できる方眼紙のテンプレートを使うのも良い方法です。

クリーパーの顔のマス目配置図

定規も意外と重要な道具です。フリーハンドで線を引くと、どうしても四角がゆがんでマイクラらしさが薄れてしまいます。短い線でも定規を当てる習慣をつけると、仕上がりが見ちがえるほどきれいになります。

ワンポイント

方眼紙が手元にないときは、ノートのマス目を活用してみてください。1マスを1ブロックと決めて描くだけで、形のバランスが整いやすくなります。

道具がそろったら、本番の前に紙のすみで線を引く練習をしておくと安心です。定規の当て方や、色鉛筆の力の入れ具合を先につかんでおくと、いざ描き始めたときに迷いがなくなります。鉛筆は少し濃いめのものを下書きに使い、清書には黒のペンを使うというように役割を分けておくと、作業がスムーズに進みます。準備にほんの少し時間をかけるだけで、仕上がりの安定感がぐっと変わってきます。

平面の四角から立体に見せる書き方

平面の絵に慣れてきたら、少しだけ立体感を出す描き方に挑戦してみましょう。やり方はとても単純で、正面の四角に「側面」と「上面」を描き足すだけです。これだけで、平らだった絵がブロックらしい厚みを持ち始めます。

具体的には、正面の正方形を描いたあと、その右上に向かって斜めの線を平行に引きます。引いた線の先をつなぐと、立方体の側面と上面ができあがります。このとき、斜めの線の角度と長さをすべて同じにそろえるのが立体をきれいに見せる最大のポイントです。

側面は正面より少し暗い色で塗り、上面は少し明るい色で塗ると、光の当たり方が表現できて立体感がさらに増します。色を変えるのが難しければ、側面に薄く斜線を入れて影を表すだけでも十分に伝わります。

最初はノートのマス目を立方体に見立てて、同じ大きさのブロックをいくつか並べて描く練習がおすすめです。階段状に積み上げてみると、奥行きのある風景もぐっと描きやすくなります。

立体に見せようとすると線が増えて難しく感じるかもしれませんが、増やすのは「斜めの線」だけだと割り切ると気持ちが楽になります。正面の四角がきちんと描けていれば、あとは同じ角度の斜め線を足すだけなので、手順そのものはとても単純です。最初は立方体を1つだけ、定規を使ってていねいに描く練習から始めてみてください。ひとつ満足のいく立方体が描けると、そこから先は同じ要領で量産できます。

クリーパーを簡単に書く手順

ここからは、マイクラで人気の高いクリーパーを例に、具体的な描き方の手順を見ていきます。クリーパーは正面の顔がとても印象的なので、顔だけでもしっかりキャラクターとして成立する描きやすいモブです。

イラストにあると便利な道具リスト

下のマス目の図のように、8×8ほどのマス目を用意して、目と口の位置を黒で塗っていくと形が決まります。手順は次のとおりです。

  1. 大きめの四角を1つ描き、顔の輪郭にします
  2. 上のほうに左右対称になるよう、四角い目を2つ置きます
  3. 中央から下に向かって、口をジグザグの形で描きます
  4. 顔全体を緑で塗り、目と口を黒くぬりつぶして完成です

目と口を左右対称に置くことが、クリーパーらしく見せる一番のコツです。口の形は人の顔でいう「への字」を少し複雑にしたイメージで、下に広がるように描くと表情が引き締まります。緑色は一色べた塗りでも良いですが、濃淡をつけるとよりゲームの質感に近づきます。

つまずきポイント

目を顔の真ん中に寄せすぎると、別のキャラクターのように見えてしまいます。目は少し外側に、上寄りに置くとバランスが整います。

クリーパーが描けるようになったら、同じ手順でゾンビやスケルトンにも挑戦できます。どれも顔の四角に目と口を置くという流れは共通しているので、塗る色とパーツの形を少し変えるだけで、いろいろなモブを描き分けられます。1体しっかり描けるようになると、応用できる範囲が一気に広がっていきます。まずはクリーパーを何度かくり返して、手の動きに慣れることを目標にしてみてください。

スティーブの顔を四角で描くポイント

マイクラの主人公スティーブも、基本は四角の組み合わせで描けます。クリーパーよりパーツが多い分、顔の中の要素をマス目で位置決めしておくと、迷わず描き進められます。

顔の輪郭は縦長の四角で取り、その中に目・鼻・口・髪・ひげを配置していきます。マイクラのドット絵はマス目が限られているため、パーツを描き込みすぎないのがコツです。目は白目と黒目を2マスほどで表し、鼻は短い縦線、口は横線でシンプルにまとめると、かえって本物らしく見えます。

髪は頭の上と横を茶色のブロックで囲むように描き、肌の部分との境目をはっきりさせます。ひげは口のまわりに点を打つ程度で十分です。線を足すより、思い切って減らすほうがマイクラらしい仕上がりになります。

スティーブの体まで描きたいときは、頭の四角の下に少し横長の四角を胴体として足し、さらにその下へ手足の四角を付けていきます。頭・胴・手足をすべて別々のブロックとして積み重ねる意識で描くと、全身でもバランスがくずれにくくなります。関節を細かく描く必要はないので、四角を積み木のように並べる感覚で十分です。腕を体の横にまっすぐ下ろした立ち姿から練習すると、いちばん形を取りやすいです。

スキンのデザインを変えるとキャラクターの見た目も大きく変わります。さまざまなスキンを見て描き分けたい方は、マイクラのホロライブスキンの配布元はどこ?導入を解説!の記事ものぞいてみてください。色づかいの参考になります。なお、ゲーム本来のキャラクターの姿を確認したいときは、Minecraft 公式サイトを見ながら描くと正確です。

マイクラのイラストの簡単な書き方の応用とよくある質問

基本に慣れてきたら、もっと自由にマイクラのイラストを楽しむ応用にも挑戦してみましょう。色の塗り方やデフォルメのコツ、そしてよく寄せられる質問への答えをまとめました。

描きやすいマイクラのモブ早見表

ブタや羊などのモブをかわいく描くコツ

クリーパーやスティーブに慣れたら、ブタや羊といった動物モブにも挑戦してみましょう。動物は角を少しだけ丸めると、ぐっとかわいらしい雰囲気になります。四角を基本にしつつ、角の部分だけやわらかくする意識が大切です。

ブタなら、四角い体に鼻のブロックを正面に付け、短い足を4本足すだけで形になります。羊はもこもこした体を少しだけ波打たせ、顔を黒っぽくすると特徴が出ます。色は実際のゲーム画面を見ながら塗ると失敗が少なくなります。

建物や乗り物などをイラストに添えると、世界観がより伝わります。広い建築物の描き方に興味がある方は、マイクラで遊園地のアトラクションを作るには?作り方解説!の記事も発想のヒントになります。動物と背景を組み合わせると、一枚の絵としての完成度が高まります。

動物モブを並べて描くときは、大きさの差をはっきりつけると画面がにぎやかになります。大きなウシのとなりに小さなニワトリを置くといった工夫だけで、ストーリーを感じる一枚に近づきます。背景に木や草ブロックを少し添えると、キャラクターが世界の中で生きているような雰囲気が出てきます。にぎやかにしたいときほど、それぞれの形はシンプルにまとめるのがコツです。

色の塗り方とデフォルメで雰囲気を出す

マイクラのイラストは、色の塗り方しだいで印象が大きく変わります。基本は1ブロックを1色でべた塗りしますが、同じ色でも濃淡を2段階ほどつけると、ブロックの立体感や質感がぐっと豊かになります。明るい面と暗い面を意識して塗り分けてみてください。

もっとゆるくてかわいい雰囲気にしたいときは、思い切ったデフォルメがおすすめです。頭を大きめにして体を小さくまとめると、いわゆるちびキャラ風になり、親しみやすい印象になります。パーツのすき間を少し空けて描くと、やわらかい印象に仕上がります。

影の付け方に迷ったときは、光がどの方向から当たっているかを最初に1つ決めてしまうと整理しやすくなります。たとえば左上から光が来ると決めたら、右下側の面をすべて暗めに塗るだけで、絵全体に統一感が生まれます。細かいルールを覚えるよりも、この「光の向きを先に決める」習慣を身につけるほうが、ずっと早く上達できます。

デフォルメやキャラクターの描き分けをもっと学びたい方は、イラスト教室によるちびキャラの描き方解説や、デフォルメイラストのコツをまとめた記事も役に立ちます。基本の考え方はマイクラのキャラにもそのまま応用できます。

つまずきやすい失敗とその解決方法

マイクラのイラストを描くとき、初心者の方がつまずきやすいポイントはだいたい決まっています。あらかじめ知っておくと、同じ失敗を避けやすくなります。

多いのが、四角の大きさがバラバラになってしまうケースです。これは方眼紙やマス目を使えばほぼ解決します。次に多いのが、線をフリーハンドで引いてゆがんでしまうケースで、これは定規を当てるだけで見ちがえます。形がうまく取れないと感じたら、まずは下書きをマス目に頼ることが近道です。

こんなときは

全体のバランスが崩れてしまったら、一度小さなサイズで描き直してみてください。小さく描くと細部にこだわりすぎず、全体の形をつかみやすくなります。

色がにごってしまう場合は、塗る前に使う色を3〜4色に絞っておくと整理されます。あれこれ混ぜるより、少ない色できっぱり塗り分けたほうが、マイクラらしいくっきりした絵になります。

もうひとつ見落としがちなのが、紙の余白の取り方です。キャラクターを紙のはしギリギリに描いてしまうと、どうしても窮屈な印象になりがちです。まわりに少し余白を残して描くと、それだけで完成度が高く見えます。描き始める前に、どのくらいの大きさで描くのかをざっくり決めておくと、最後まで気持ちよく描き上げられます。

ここからは、マイクラのイラストを描くときによく寄せられる質問をまとめました。気になる項目から読んでみてください。

スマホアプリでもマイクラのイラストは書ける?

はい、スマホやタブレットのお絵かきアプリでも問題なく描けます。むしろマス目を表示できるアプリや、まっすぐな線を自動で補正してくれる機能を使えば、紙より手軽にきれいな四角を引けます。レイヤーを分けて下書きと清書を重ねられるのも、デジタルならではの利点です。無料のアプリでも十分なので、紙とデジタルの両方を試して、自分に合うほうを選んでみてください。

方眼紙がなくても簡単に描けますか?

方眼紙がなくても描けますが、はじめのうちはマス目があるほうが断然らくです。手元に方眼紙がないときは、ノートのマス目を使ったり、定規で薄くマス目を引いたりする方法があります。形を取るのに慣れてくれば、マス目なしでもバランスよく描けるようになります。最初の数枚だけマス目に頼り、少しずつ手放していくのがおすすめの進め方です。

どのキャラクターから練習すると簡単ですか?

いちばん描きやすいのは、正面の顔だけで成立するクリーパーです。次にブタやスライムのような、形がシンプルなモブが続きます。逆にスティーブや村人は、顔のパーツが多く塗り分けも必要なので、少し慣れてからのほうが取り組みやすいです。早見の図も参考に、やさしいキャラから一歩ずつ挑戦してみてください。

マイクラのイラストの簡単な書き方のまとめ

ここまで、マイクラのイラストの簡単な書き方を、基本の考え方から応用まで紹介してきました。大切なのは、すべてを四角の集まりとしてとらえ、方眼紙と定規で形をていねいに取ることです。この2つを意識するだけで、絵が苦手だと感じていた方でも、ぐっと描きやすくなります。

うまく描けない日があっても、気にする必要はありません。何枚も描いていくうちに、四角への分解も色の塗り分けも、自然と手が覚えていきます。お気に入りのキャラクターを1つ決めて、くり返し描いてみるのがいちばんの練習になります。前に描いた絵と見比べると、少しずつ上達しているのが分かって楽しくなってきます。

クリーパーのように顔だけで成立するキャラから始めて、慣れてきたらスティーブや動物モブ、立体的な風景へと少しずつ広げていくのがおすすめです。色は数を絞ってくっきり塗り分けると、マイクラらしいくっきりした世界観に近づきます。

絵に正解はありません。まずは好きなキャラクターを1つ選んで、気軽に鉛筆を動かしてみてください。今日の一枚が、あなたのマイクライラストの第一歩になるはずです。