ショート動画をながめていると、中華風の明るい曲に合わせて猫が体を揺らして踊る短い映像を何度も見かけます。妙に耳に残るあのメロディは何なのか、どこの国のダンスなのか、気になったまま調べそびれている人は多いはずです。

じつはこの猫ミームで流れているのは「洗澡歌」という台湾の子ども向けの歌で、まったく別の流行である「中国軍隊ダンス」とよく混同されています。名前が似ているだけで、元ネタも曲も別物です。この二つを分けて理解すると、モヤモヤが一気に晴れます。

この記事では、猫ミームの中国ダンスの曲の正体から、話題の中国軍隊ダンスの元ネタ、そして自分で同じような動画を作る方法まで、順番に整理してお伝えします。読み終わるころには、次に流れてきたときに自信を持って人に説明できるようになります。

この記事を読むと、次のことが分かります。

  • 猫ミームで流れる「中国ダンス」の曲が何なのか
  • その曲を歌っている団体と、曲の意味や流行の流れ
  • 話題の「中国軍隊ダンス」の元ネタと、猫ミームとの違い
  • スマホのアプリで中国ダンス風の動画を作る手順

気になっていた部分から読み進めても分かるように、それぞれ独立した見出しで説明していきます。順番に読むと、二つのダンスの違いがより立体的に見えてきます。

猫ミームの中国ダンスの元ネタと曲の正体

まずは、多くの人がいちばん知りたい「あの曲は何なのか」から片づけます。猫ミームの中国ダンスの曲は「洗澡歌」で、台湾の子ども向けの歌が元になっています。ここでは、そもそもこのミームがどういうものかという話から始めて、曲名、歌っている団体、曲の意味、流行した時期まで、順を追って見ていきます。

洗澡歌の曲名や歌手をまとめた情報カード

そもそも猫ミームの中国ダンスとは何か

猫ミームの中国ダンスとは、中華風のメロディに合わせて猫が体を左右に揺らして踊る短いループ動画のことを指します。もとになった猫の映像は、頭や体をリズミカルに動かすかわいらしい素材で、そこに中国語の歌をあてることで、なんとも言えない中毒性のあるテンポが生まれています。

猫ミームには、悲しい場面や驚く場面、あきれる場面など、いろいろな感情を表す定番の素材があります。会話のように複数の猫を並べて、寸劇のように使うのが猫ミームの基本の形です。その中でもこの中国ダンスの素材は、明るくてテンポが良く、見ているだけで楽しい気持ちになるのが特徴になっています。

そのため、SNSでは日常のうれしい出来事や、給料日の報告、ちょっとおどけた自虐ネタなど、前向きな話題やオチの場面で使われることが多くなっています。短い尺の中で場を明るくまとめてくれる、便利な素材として重宝されているわけです。文字だけでは伝わりにくい「テンションの高さ」を、映像と音でぱっと表現できるのが強みです。

猫が選ばれているのにも理由があります。猫のしぐさはもともと表情豊かで、ちょっとした動きが人間の感情に重ねやすいという特徴があります。踊るような動きも、見る人が勝手に「うれしそう」「ノリノリ」と読み取ってくれるため、説明なしで気持ちが伝わります。中国ダンスの素材が広く受け入れられたのも、こうした猫ならではの親しみやすさが土台にあります。だからこそ、言葉の違う海外でも同じように楽しまれているのです。

猫ミーム全体でどんなダンス素材が人気なのかは、猫ミームのダンスgifはどれ?人気の元ネタを調査!でも取り上げています。あわせて見ると、中国ダンス以外の踊る猫の素材も分かります。踊る猫の素材は種類が多く、それぞれ元になった動画が別にあるのがおもしろいところです。

曲名は「洗澡歌(Having a Bath)」だった

結論からお伝えすると、猫ミームの中国ダンスで流れている曲は「洗澡歌」という歌です。英語では「Having a Bath」と表記され、カタカナでは「シーザオグァ」と読まれることが多くなっています。中華圏では知られた子ども向けの曲で、明るくかわいらしいメロディが一度聴くと耳から離れません。

猫ミームで使われているのは、この曲の中でもテンポが速く盛り上がる部分を切り取ったものです。そのため、フルで聴くとイメージが変わり、やさしい雰囲気の子どもの歌だと分かって驚く人もいます。実際にどんな曲なのか確かめたい場合は、洗澡歌(Having a Bath)の動画で聴いてみると、ミームの一場面がどこから来ているのかがはっきりします。

ショート動画では曲名が表示されないことも多く、正体が分からずモヤモヤしていた人もいるはずです。コメント欄で「この曲名は?」と質問が飛び交っているのもよく見かける光景です。曲名さえ分かれば、音楽アプリで検索してフルバージョンを楽しんだり、自分の動画に使ったりもできます。

名前が独特なので覚えにくいかもしれませんが、「洗う」「お風呂」という言葉と結びつけておくと忘れにくくなります。一度覚えてしまえば、次に流れてきたときに「これは洗澡歌だ」とすぐ分かるようになります。

ちなみに、同じ猫ミームでも別の曲が使われている動画はたくさんあります。ハッピーな雰囲気の曲や、悲しい場面用のしっとりした曲など、シーンによって使い分けられているのが猫ミームの奥深さです。その中で洗澡歌は「明るく踊る」場面の定番として、しっかり自分の居場所を作っています。曲ごとの役割を知っておくと、動画を見たときに作り手の意図まで読み取れて、いっそう楽しめます。

歌っているのは台湾のHoop Kids(圈圈兒童)

洗澡歌を歌っているのは、台湾の児童音楽の団体「圈圈兒童(Hoop Kids)」です。子ども向けの歌をたくさん配信しているグループで、洗澡歌もそのレパートリーの一曲になっています。もともとは幼い子どもが楽しく歌って踊れるように作られた歌で、ネットミームとして世界に広がることを想定したものではありませんでした。

洗澡歌が配信されたのは2013年ごろとされています。つまり、猫ミームで一気に注目される10年以上も前から存在していた曲です。長いあいだ中華圏の家庭で親しまれてきた子どもの歌が、思わぬ形で世界中のショート動画に使われるようになったわけです。時間差での大ヒットは、当時の作り手も想像していなかったはずです。

もとが教育的な子ども向けソングだからこそ、メロディが素直で覚えやすく、短い動画にぴったりはまったと見られています。歌詞の意味が分からなくても、リズムと明るさだけで十分に楽しめるのも、国境をこえて広まった理由の一つです。

作り手の意図をこえて別の文脈で愛されていくのは、ネットミームらしい現象です。まじめな子ども向けの歌が、猫が踊る映像の定番BGMになるという展開は、インターネットならではのおもしろさだといえます。

圈圈兒童のように、子ども向けの歌を配信している団体の曲がミーム化する例は、ほかにもいくつか見られます。子ども向けの曲は覚えやすく、明るく、権利関係もはっきりしていることが多いので、短い動画の素材として選ばれやすい面があります。洗澡歌のヒットは、そうした条件がうまくかみ合った結果だといえます。歌そのものの完成度が高かったからこそ、10年以上の時を経て再発見されたわけです。

「洗澡歌」の意味はお風呂の歌

洗澡歌の「洗澡(シーザオ)」は、中国語で「お風呂に入る」「体を洗う」という意味です。つまり洗澡歌は、直訳すると「お風呂の歌」になります。子どもがお風呂を嫌がらず、楽しく感じられるように作られた、入浴をテーマにした応援ソングのような歌なのです。

歌詞には、体を洗ったり、泡で遊んだり、きれいになって気持ちよくなったりといった、お風呂の場面を思わせる言葉が並んでいるとされています。踊っている猫の映像とはまったく関係のない内容ですが、テンポの良さと明るさという「音の魅力」だけがミームとして切り取られ、世界へ広まっていきました。

意味を知ると、少し意外に感じる人も多いはずです。かっこいい中国のダンス曲だと思って聴いていたら、じつは子ども向けのお風呂の歌だった、というギャップがこの曲のおもしろさでもあります。まじめな曲を勇ましく感じていた自分に、思わず笑ってしまう人もいます。

背景を知ったうえで動画を見返すと、また違った楽しみ方ができます。踊る猫がなんだかお風呂上がりのようにご機嫌に見えてきて、映像の印象そのものが変わって感じられるかもしれません。元ネタを知ることで、一つのミームをより深く味わえるようになります。

猫ミームで流行したのは2024年のこと

洗澡歌が猫ミームとして広まったのは、2024年に入ってからです。まず2024年2月ごろにTikTokで、中国や韓国を中心に曲そのものが流行しました。そこに踊る猫の映像が組み合わされ、3月ごろから猫ミーム動画のBGMとして一気に使われるようになったとされています。

その流れは日本のショート動画にもすぐ波及し、猫ミームの定番素材のひとつとして定着していきました。海外発の流行がわずか数か月で日本の画面にも届くのは、TikTokやショート動画が国境を軽々とこえて広がる速さを象徴しています。

中国ダンスの猫ミームが広まった時期の流れ図

同じように「曲が先に流行し、あとから映像とセットで定着する」という流れは、ほかの猫ミームでもよく見られます。曲きっかけで人気が出た例としては、猫ミームのハッピーなGIFはどこから来た?元ネタを調査!もあわせて読むと、広まり方のパターンがつかめます。

いつ流行したのかを押さえておくと、動画の新しさや、なぜ今よく見かけるのかも理解しやすくなります。曲の力でミームが広がるのは、近年のショート動画では定番の流れになっています。

どんな猫の素材が踊っているのか

中国ダンスの猫ミームで踊っているのは、体を左右に揺らしながらリズムを取る猫の映像です。表情がやわらかく、動きがなめらかなので、明るい曲との相性が良く、それが人気の大きな理由になっています。見ていると、こちらまで体が動いてしまうような楽しさがあります。

猫ミームでは、実在の猫の動画を加工したものや、3DCGでかわいくデフォルメされたキャラクターなど、さまざまな素材が使われています。中国ダンスの素材も、こうした踊る猫の映像のひとつです。元になった映像をそのまま使う場合もあれば、背景を消して別の場面に合成し、まるで自分の部屋で踊っているかのように見せる使い方も広がっています。

「どの猫が本家なのか」を一つに特定したくなりますが、動画によって使われている素材が少しずつ違い、はっきり一つに定めるのは難しいのが実情です。次々と派生が生まれるのがミームの常なので、無理に一つの正解を探す必要はありません。

大切なのは、明るい中華風の曲と、揺れて踊る猫の組み合わせが、一つのミームとして世界中で楽しまれているという点です。細かな出どころにこだわりすぎず、その楽しさそのものを味わうのが、ミームとのちょうどよい付き合い方になります。

洗澡歌をフルで聴く・使うときのポイント

猫ミームで流れる短い部分だけでなく、洗澡歌をフルで聴いてみたいという人も増えています。曲名が「洗澡歌」または「Having a Bath」だと分かれば、主要な音楽配信サービスや動画サイトで検索して、フルバージョンを楽しめます。ミームで聴くテンポの速い箇所は曲の一部なので、通して聴くと印象がやわらかく変わります。

探すときのコツは、漢字の「洗澡歌」と英語の「Having a Bath」、そして歌い手の「圈圈兒童(Hoop Kids)」の三つを手がかりにすることです。カタカナ読みだけだと検索がぶれやすいので、正式な表記を一緒に入れると目的の曲に早くたどり着けます。似た名前の別の曲と間違えないためにも、歌い手の名前まで確認しておくと安心です。

自分の動画に使いたい場合は、投稿するサービスが用意している公式の音源ライブラリから選ぶのがいちばん確実です。アプリ内で正規に提供されている音源であれば、権利の心配をせずに使えることが多くなっています。手元の音声ファイルを勝手に貼り付けるより、まずは公式の音源をあたってみるのがおすすめです。

フルで聴くと、子ども向けのやさしい歌だという本来の姿がよく分かります。ミームの一場面としてだけでなく、一つの曲としても楽しめるようになると、洗澡歌との付き合い方がぐっと広がります。

中国軍隊ダンスの元ネタと動画の作り方

ここからは、猫ミームの中国ダンスと混同されがちな「中国軍隊ダンス」の元ネタと、自分で動画を作る方法を紹介します。名前は似ていますが、こちらは軍服姿の本格的なステージダンスで、猫ミームとはまったく別の流行です。元ネタや曲、二つの違いを整理しながら、最後は動画の作り方まで具体的に見ていきます。

中国軍隊ダンスの元ネタとダンサーの情報カード

中国軍隊ダンスの元ネタは記念晩会の「遍地烽火」

中国軍隊ダンスの元ネタは、中国国営テレビ(CCTV)が制作した記念文芸晩会の演目「遍地烽火」の一場面です。これは戦争勝利80周年を記念した大がかりなステージ公演の中の一つで、力強くそろった群舞が、動画共有サイトを通じて世界中で話題になりました。

この記念行事そのものは2025年9月に北京で行われた大規模なもので、各国の要人が集まったことでも大きく報じられました。式典全体の背景については記念式典の解説(Wikipedia)で確認できます。その式典に付随する文芸公演の一幕として、軍服を着た大勢のダンサーが、一糸乱れぬ動きで踊る場面が強い印象を残しました。

「軍隊ダンス」という呼び名は、SNSで自然につけられた通称です。正式な演目名ではなく、軍服風の衣装とキレのある動きから、見た人が分かりやすく「軍隊ダンス」と呼ぶようになり、そのまま定着しました。正式名の「遍地烽火」よりも、通称のほうが広く知られているのが現状です。

元ネタが国家的な記念公演だと知ると、その完成度の高さにも納得がいきます。プロが時間をかけて作り込んだステージだからこそ、切り取られた数十秒の映像でも人の目を引くだけの迫力があるわけです。

もともとはニュースや式典の記録として制作された映像が、まったく違う「まねしたくなるダンス」として広まったのも興味深い点です。硬い場面で披露された踊りが、SNS上では親しみやすいトレンドへと姿を変えました。作られた場所と広まった場所がこれほど違うのも、ネットならではの現象です。真剣な舞台が娯楽として愛されるという流れは、猫ミームの洗澡歌ともどこか通じるところがあります。

主役ダンサー龚齐杰と足上げが話題の理由

中国軍隊ダンスで中心となって踊っているのは、龚齐杰(ゴン・チージエ)というプロのダンサーです。中央戯劇学院で舞踊を教える立場にある実力者で、その動きの正確さと美しさが、多くの視聴者の目を引きつけました。プロの中のプロが踊っているからこその完成度です。

特に大きな話題になったのが、まっすぐ高く上がる足と、全員がぴたりとそろう群舞です。「どうやったらこんなに足が上がるのか」「そろい方が人間業とは思えない」といった驚きの声が多く上がり、まねをして踊るチャレンジ動画が次々と投稿されました。かっこよさと同時に、鍛え抜かれた技術への感嘆が人気を後押ししています。

もっとも、これはプロが長年の訓練の末にたどり着いた踊りです。素人がいきなり完全に再現するのは簡単ではなく、足の高さやキレをまねしようとして、その難しさを実感した人も少なくありません。だからこそ、うまくできなくても挑戦そのものが楽しい、という空気が生まれています。

「難しいけれど、雰囲気だけでもまねしてみたい」と思わせる魅力が、このダンスをここまで広げました。完璧を目指すより、楽しんで踊る姿がまた新しい動画を生む、という良い循環ができあがっています。

足を高く上げる動きは、体の柔らかさと体幹の強さの両方が必要で、一朝一夕に身につくものではありません。だからこそ、うまく上がらなくても落ち込む必要はなく、まずは腕の振りや上半身の姿勢だけをそろえるところから始めるのが現実的です。ポイントを一つに絞って練習すると、短い時間でもそれらしく見えるようになります。無理をして体を痛めないよう、準備運動をしてから挑戦するのがおすすめです。

使われている曲は雲南省の民謡「弥渡山歌」

中国軍隊ダンスで流れている曲は、中国・雲南省に伝わる民謡「弥渡山歌」を編曲したものとされています。猫ミームの洗澡歌とはまったく別の曲で、こちらは重厚で勇ましく、胸に迫るような雰囲気の音楽になっています。かわいさとは対照的な、堂々とした響きが特徴です。

もとが地域に古くから伝わる民謡なので、素朴で力強いメロディが土台にあります。それをステージ向けに壮大に編曲することで、大人数の群舞の迫力にぴったり合う音楽へと生まれ変わっています。曲と踊りが一体となって、見る人の心を一気に引き込む演出に仕上がっています。

ここが多くの人を混乱させるポイントですが、同じ「中国のダンス曲」でも洗澡歌と弥渡山歌はまったくの別物です。かわいい猫ミームの曲を探しているのか、勇ましい軍隊ダンスの曲を探しているのかで、たどり着くべき答えがはっきり分かれます。

もし曲名で検索してもピンとこないときは、自分が見たのが「踊る猫」だったか「軍服の群舞」だったかを思い出してみてください。その一点を確認するだけで、探している曲が洗澡歌なのか弥渡山歌なのかを見分けられます。

洗澡歌はかわいい子ども向けの歌、弥渡山歌は勇ましい民謡がもとです。同じ「中国のダンス曲」でも雰囲気が正反対なので、動画の印象で聴き分けると混同を防げます。

中国軍隊ダンスはどこで見られるのか

中国軍隊ダンスを実際に見たい場合は、ショート動画のプラットフォームで「中国軍隊ダンス」や「遍地烽火」と検索するのが早道です。元になった記念公演の映像のほか、一般の人がまねをして踊るチャレンジ動画まで、幅広くヒットします。まずは元ネタの群舞を見て、そのあとにまねをした動画を見ると、完成度の違いも楽しめます。

この踊りは、若い世代を中心に「まねしてみたい系」のチャレンジとして広がりました。ダンスが得意な人が本格的に再現したものから、友だち同士で笑いながら挑戦したもの、キャラクターに躍らせたパロディまで、さまざまな形の動画が投稿されています。同じ振り付けでも、踊る人によってまったく雰囲気が変わるのがおもしろい点です。

正式な演目名の「遍地烽火」で調べると、より元ネタに近い映像や解説にたどり着きやすくなります。一方で、SNS上の通称である「中国軍隊ダンス」で調べると、まねをした動画やトレンドの盛り上がりが見えてきます。目的に合わせて検索する言葉を変えると、知りたい情報に近づけます。

元ネタの迫力ある群舞と、それを楽しくまねする世界中の動画を見比べると、一つの舞台がどのようにミーム化していったのかがよく分かります。流行の広がり方そのものを追いかけるのも、この踊りの楽しみ方の一つになっています。

猫ミームの中国ダンスと中国軍隊ダンスは別物

ここまでの内容を整理すると、二つの中国ダンスはまったく別の流行だと分かります。片方はかわいい猫ミーム、もう片方は本格的な群舞で、曲も元ネタも流行した時期も違います。頭の中で混ざってしまいやすいので、下の表で見比べて整理してみます。

項目 猫ミームの中国ダンス 中国軍隊ダンス
洗澡歌(お風呂の歌) 弥渡山歌を編曲した曲
元ネタ 台湾の子ども向けの歌 記念文芸晩会の演目「遍地烽火」
雰囲気 明るくかわいい 力強く勇ましい
流行した時期 2024年ごろ 2025年ごろ
踊り手 加工された猫の映像 プロのダンサーによる群舞

こうして並べると、共通点は「中国っぽいダンス」というぼんやりしたイメージだけで、中身はほとんど別物だと分かります。猫が踊る動画なら洗澡歌、軍服の群舞なら遍地烽火と覚えておくと、目的の情報にすっとたどり着けます。

名前が似ていて混同しやすいですが、猫ミームの中国ダンスと中国軍隊ダンスは別の流行です。曲名を手がかりにすると、それぞれの動画や音源を正しく探し分けられます。

中国ダンス動画を自分で作る方法

猫ミームの中国ダンス動画は、スマホの無料アプリを使えば自分でも作れます。よく使われているのが動画編集アプリのCapCutで、背景を自動で消す機能を使うと、踊る猫を好きな場所に合成できます。特別な機材がなくても、スマホ一台で十分に楽しめるのがうれしいところです。

アプリで猫ダンス動画を作る4つの手順

大まかな流れは四つの手順です。まず踊る猫の素材と洗澡歌の音源を用意します。次に「背景の削除」を選んで、素材の緑色の背景を自動で抜きます。そのうえで好きな写真やイラストを下に重ね、最後に曲と動きのタイミングをそろえて書き出せば完成です。慣れれば数分で一本作れるようになります。

もっと手軽に作りたいなら、テンプレート機能が便利です。決まった長さの枠に素材を入れるだけで、それらしい動画が仕上がります。CapCutには猫ミーム向けのテンプレートも用意されているので、まずはこれを使ってみると、作り方の感覚がつかめます。

他の人が踊っている動画に自分や友だちを合成したい場合も、考え方は同じです。背景を消した人物や猫を重ね、曲に合わせて動きを配置していきます。最初はテンプレートから始めて、慣れてきたら新規のプロジェクトで細かく調整すると、少しずつ思いどおりの動画に近づいていきます。

うまく作るコツは、曲の盛り上がる場所と猫の動きの大きい場面を合わせることです。テンポがぴたりとそろうと、見ている人が思わず笑顔になる気持ちよさが生まれます。最初から完璧を目指さず、まずは短い一本を最後まで作り上げてみると、次はどこを直せばよいかが見えてきます。作って公開して反応を見る、という流れそのものが、ミーム作りのいちばんの楽しみになります。

動画を作るときに気をつけたいこと

楽しい猫ミーム作りですが、曲や映像の権利には注意が必要です。洗澡歌にも、踊る猫の素材にも、それぞれ作った人や権利を持つ人がいます。個人が楽しむ範囲をこえて使うときは、投稿先のルールをあらかじめ確認しておくと安心です。

特に、広告収入が発生する動画で音源を使う場合や、他人の映像をそのまま転載する場合は、思わぬトラブルにつながることがあります。素材配布サイトの利用条件を読み、使ってよい範囲を守ることが大切です。判断に迷うときは、公式に配布されている素材や、利用が許可されているテンプレートを選ぶと無難です。

また、実在の人物の映像を勝手に合成して、からかうような使い方をするのは避けたいところです。一時の笑いのつもりでも、映った人を傷つけてしまうことがあります。見た人みんなが楽しい気持ちになる使い方を心がけると、その動画は長く愛されます。

ルールとマナーを守れば、中国ダンスの猫ミームはだれでも気軽に楽しめる遊びになります。素材の出どころと利用条件を確認する習慣をつけておくと、安心して投稿を続けられます。

まとめ|猫ミームの中国ダンスと中国軍隊ダンスの元ネタ

猫ミームの中国ダンスの曲は「洗澡歌」で、台湾のHoop Kidsが歌う子ども向けのお風呂の歌でした。2013年からある曲が2024年にTikTokで広まり、踊る猫の素材とセットで日本にも定着しています。一方で、よく混同される中国軍隊ダンスは、2025年の記念文芸晩会の演目「遍地烽火」がもとで、曲も元ネタもまったくの別物です。

もし「中国っぽいダンス」を探していたなら、まずは自分が見たのが猫の動画だったか、軍服の群舞だったかを思い出してみてください。それだけで、探すべき曲名と元ネタがはっきりします。二つを区別できれば、もう混乱することはありません。

そして、気に入ったなら自分でも動画を作ってみると、ミームがぐっと身近になります。最新の流行ネタをまとめて知りたいときは、ネットミーム一覧2025年版は?最新の流行ネタを調査!もあわせて役立ちます。

猫ミームの中国ダンスに関するよくある質問(FAQ)

最後に、猫ミームの中国ダンスについて多く寄せられる疑問をまとめます。

Q1. 猫ミームの中国ダンスの曲名は何ですか?

A. 台湾の児童音楽団体である圈圈兒童(Hoop Kids)が歌う「洗澡歌」という曲です。英語では「Having a Bath」と表記され、中国語で「お風呂の歌」という意味を持ちます。もとは子ども向けに作られた歌で、明るく覚えやすいメロディが特徴です。動画で流れるのはテンポの速い一部分になります。

Q2. 洗澡歌はいつから猫ミームで流行しましたか?

A. 2024年2月ごろにTikTokで曲そのものが中国や韓国で広まり、3月ごろから猫ミーム動画に使われるようになったとされています。その後、日本のショート動画にも定着していきました。曲自体は2013年ごろからある古い歌なので、10年以上の時を経て再び注目された形になります。

Q3. 中国軍隊ダンスと猫ミームの中国ダンスは同じですか?

A. 別物です。中国軍隊ダンスは記念文芸晩会の演目「遍地烽火」がもとで、曲は民謡の弥渡山歌を編曲したものです。猫ミームの洗澡歌とは曲も元ネタも異なります。名前が似ているため混同されがちですが、片方はかわいい猫の踊り、もう片方は軍服姿の本格的な群舞と、雰囲気もはっきり違います。

Q4. 中国ダンスの猫ミームは自分でも作れますか?

A. 作れます。CapCutなどの無料アプリで、踊る猫の素材の背景を消し、好きな背景と洗澡歌を組み合わせれば完成します。テンプレート機能を使うと、より手軽に作れます。曲の盛り上がりと猫の動きを合わせるのがきれいに見せるコツです。素材や音源の権利には配慮し、公式に用意されたものを使うと安心です。