香川県のご当地グルメとして知られる「たこ判」。その発祥のお店が、三豊市仁尾町にある「元祖たこ判 小前」です。大判焼きほどの大きさなのに、中身はたっぷりのたこ焼きという、ボリュームとコスパで愛され続ける名物です。

とはいえ、初めて訪れる方にとっては「元祖たこ判 小前のメニューにはどんな種類があるのか、値段はいくらなのか」が気になりますよね。種類が豊富なうえ、行列や焼き時間といった独特のルールもあるお店です。

この記事では、元祖たこ判 小前のメニューと値段を中心に、お店の場所やアクセス、営業時間、行列の状況、そしてたこ判が生まれた由来まで、訪れる前に知っておきたい情報をまとめて紹介します。

この記事で分かること

  • 元祖たこ判 小前のメニューの種類と価格の目安
  • 一番人気のメニューやおすすめの選び方
  • お店の場所・営業時間・駐車場などの基本情報
  • 行列や焼き時間の目安と、事前注文のコツ

元祖たこ判 小前のメニューと値段をくわしく紹介

まずは多くの方が気になる、元祖たこ判 小前のメニューと値段から見ていきます。看板商品の「たこ判」を中心に、たこ焼きやたい焼きなど種類はとても豊富です。価格はいずれも手頃で、ボリュームを考えるとコストパフォーマンスの高さが際立ちます。

たこ判の構造と作り方を示した図解

そもそもたこ判とはどんな食べ物?

たこ判とは、「大判焼き」や「今川焼き」「回転焼き」と呼ばれる和菓子を焼くための丸い鉄型を使い、その中にたこ焼きの生地と具材を入れて焼き上げた食べ物です。ひとことで言えば「大きさと形は大判焼き、味はたこ焼き」という、いいとこ取りの一品といえます。

中に入っているのは、ぶつ切りのたこと、たっぷりのキャベツ、そして玉子です。これを円盤状に焼き上げたあと、ソースをかけ、青のりと鰹節、マヨネーズを添えて仕上げます。見た目は大判焼きのようにずっしりとしていますが、口に運ぶとソースの香ばしさとキャベツのシャキシャキ感が広がり、たこ焼きそのものの味わいが楽しめます。

一般的なたこ焼きは一口サイズの球体が数個という形ですが、たこ判は直径10センチほどの円盤が一枚という形状です。そのため食べ応えがあり、ひとつでも十分にお腹がふくれます。香川県では学校帰りの学生や仕事帰りの大人にも親しまれ、地域のソウルフードとして定着してきました。

たこ判という名前の由来も、この大判焼きの型にあります。大判焼きの「判」という文字に、中身であるたこを組み合わせて「たこ判」と呼ばれるようになりました。香川県では「たこ判」という呼び名がすっかり定着していますが、地域や世代によっては「大判たこ焼き」のように呼ばれることもあるようです。名前を聞いただけでは想像しにくい食べ物かもしれませんが、実物を目にすれば、そのインパクトのある大きさと香ばしい香りにきっと驚かされます。

食べるときは、ソースと青のり、鰹節、マヨネーズが一体となった表面の風味と、中のたこやキャベツの食感を一緒に味わうのがポイントです。熱々のうちにいただくと、生地のふんわり感とたこの弾力がより引き立ちます。一枚でも満足感が高いため、軽食としてもしっかりとした食事としても楽しめる、懐の深い一品といえます。

一番人気は玉子が入った「卵たこ判」

数あるメニューの中でも、特に人気が高いのが玉子を加えた「卵たこ判」です。価格は248円ほどとされており、定番のたこ判に玉子のまろやかさが加わることで、味に深みとボリュームが増します。初めて訪れる方には、まずこの卵たこ判を選ぶ方が多いようです。

基本となるプレーンの「たこ判」は216円ほどが目安です。玉子なしでもキャベツとたこがしっかり入っているため食べ応えは十分ですが、わずかな差額で玉子が加わることを考えると、卵たこ判のコストパフォーマンスの高さが際立ちます。

そのほかにも、お餅を加えた「もちたこ判」や、コーンの甘みを楽しめる「コーンたこ判」など、トッピングを変えた種類が用意されています。これらはそれぞれ270円前後とされ、定番に飽きたときや、複数を食べ比べたいときにもぴったりです。なお価格はあくまで目安であり、時期によって変更される場合があります。

初めての来店なら、まずは定番の「たこ判」と一番人気の「卵たこ判」を一つずつ注文し、食べ比べてみるのがおすすめです。違いが分かると、二回目以降のメニュー選びがぐっと楽しくなります。

たこ焼きやたい焼きなど豊富な種類

元祖たこ判 小前は、たこ判の専門店というだけでなく、もともと大判焼きとたこ焼きを扱うお店として始まりました。そのためたこ判以外のメニューも非常に充実しているのが特徴です。

たこ焼きは378円ほど、ポテトを加えた「ポテト焼」やコーン入りの「コーン焼」は432円前後が目安とされています。一般的なたこ焼き店と比べてもボリュームがあり、こちらも十分に主役を張れる存在です。さらにミートボール焼やウィンナー焼、エビ焼、チーズたこ焼、うずらたこ焼など、変わり種も数多くそろっています。

甘いものが食べたいときには、たい焼き(鯛焼き)が118円ほどで楽しめます。栗を入れた「くり鯛焼」や、大判焼きそのものである「大判」、冬に嬉しい「ぜんざい焼」など、おやつ系のラインナップも見逃せません。食事系から甘味まで一つのお店でそろうため、家族連れでもそれぞれの好みに合わせて選べます。

メニューの値段一覧と支払い方法

ここで、元祖たこ判 小前の主なメニューと値段の目安を一覧で整理します。いずれも2026年時点で公開されている情報をもとにした目安であり、実際の価格は来店時に店頭でご確認ください

メニュー 値段の目安 特徴
たこ判(定番) 216円ほど たことキャベツの基本形
卵たこ判 248円ほど 玉子入りで一番人気
もちたこ判/コーンたこ判 270円前後 トッピング違いの変わり種
たこ焼 378円ほど ボリュームのある定番
ポテト焼/コーン焼 432円前後 具材をアレンジした一皿
小判焼 302円ほど ひとまわり小さい焼き物
たい焼(鯛焼) 118円ほど 甘味系の人気おやつ
せんべい 97円ほど 手軽につまめる一品

支払い方法は現金のみとなっており、クレジットカードや電子マネーには対応していないとされています。そのため、来店の際は小銭を含めた現金を用意しておくと安心です。家族や友人と複数の種類をまとめて注文すると、合計金額も把握しやすくなります。

主なメニューと値段を比較したカード

ボリューム満点でテイクアウトにも便利

元祖たこ判 小前の魅力は、なんといってもそのボリュームにあります。玉子入りでも手頃な価格でありながら、ひとつで大人でも満足できるほどの大きさとされ、コストパフォーマンスの高さが多くの来店者から支持されています。

調理の際には大量のキャベツが使われ、焼く前はふたを閉めきれないほど具材が盛り上がっているといわれます。それを職人が絶妙なタイミングでひっくり返し、円盤状に整えていきます。こうして焼き上がったたこ判は、外は香ばしく中はふっくらとした食感に仕上がります。

その場で食べるのはもちろん、テイクアウトにも向いています。複数の種類をまとめて購入し、家族や友人とシェアしながら食べ比べるのも楽しみ方のひとつです。ボリュームがあるため、二、三種類を買えば数人分のおやつや軽食として十分なほどで、ちょっとした手土産にも喜ばれます。

テイクアウトする際は、焼きたての温かいうちに食べるのが一番おいしい食べ方です。時間が経つと生地がしっとりしてしまうため、長距離の持ち帰りよりも、近くの父母ヶ浜などで景色を眺めながら味わうのがおすすめです。マヨネーズやソースの量はお店で仕上げてくれるので、受け取ったらそのまま手軽に楽しめます。素朴ながらも満足感の高い一枚は、香川の思い出として記憶に残るはずです。

元祖たこ判 小前のメニューを楽しむためのアクセスと混雑情報

魅力的なメニューを心ゆくまで楽しむためには、お店の場所や営業時間、混雑の状況を事前に知っておくことが大切です。ここからは、元祖たこ判 小前を訪れる前に押さえておきたい実用的な情報を紹介します。特に行列や焼き時間には独特のポイントがあるため、しっかり確認しておきましょう。

お店の住所や営業時間などの基本情報

お店の場所とアクセス方法

元祖たこ判 小前があるのは、香川県三豊市仁尾町仁尾辛33-9です。瀬戸内海に面した仁尾町の落ち着いた地域にあり、近くには夕日の名所として知られる父母ヶ浜(ちちぶがはま)もあります。観光と合わせて立ち寄る方も少なくありません。

公共交通機関でのアクセスはやや限られるため、車で訪れるのが便利です。高松方面や瀬戸大橋方面からは高速道路と一般道を乗り継いで向かう形になります。カーナビには電話番号0875-82-3189を入力すると、目的地を設定しやすくなります。

仁尾町は父母ヶ浜をはじめとした観光スポットが点在するエリアでもあるため、たこ判を味わったあとにそのまま海辺の散策へと足を延ばすこともできます。香川県のドライブ旅行の途中に立ち寄る目的地としても、ちょうどよい立地といえます。

周辺は昔ながらの町並みが残る落ち着いた地域で、ゆったりとした時間が流れています。お店自体も派手な看板があるわけではなく、地元になじんだ素朴なたたずまいです。初めて訪れる際は、住所や地図アプリでしっかり場所を確認してから向かうと迷いにくくなります。観光のついでに気軽に立ち寄れる一方で、わざわざ足を運ぶ価値のある名店として、遠方から訪れるファンも少なくありません。

営業時間と定休日の注意点

営業時間は朝9時ごろから始まり、商品が売り切れ次第終了となるのが基本です。夕方には品切れになることもあるため、確実に購入したい場合は早めの時間帯に訪れるのがおすすめです。情報源によっては夜まで営業しているとする記載もありますが、売り切れ終了の方針は共通しているようです。

定休日は月曜日とされていますが、祝日の場合は営業し、その翌日が休みになることがあります。また「毎月最終月曜が休み」とする情報もあり、店舗の都合で変動する可能性があります。遠方から訪れる際は、事前に公式の案内や電話で営業日を確認しておくと安心です。

「せっかく行ったのに閉まっていた」「お目当てが売り切れていた」という事態を避けるため、訪問前に営業日と営業時間を確認しておくことを強くおすすめします。特に連休や悪天候の日は変則的になりやすいので注意しましょう。

駐車場と混雑・行列の状況

お店には無料の駐車場が用意されており、収容台数はおよそ12台ほどとされています。決して広いわけではないため、混雑する時間帯には満車になることもあります。その場合は少し時間をずらすか、空くのを待つ余裕を持って訪れるとよいでしょう。

元祖たこ判 小前は地元だけでなく観光客にも人気が高く、週末や祝日には朝から待ちの列ができることもある人気店です。テレビや雑誌で香川県のB級グルメとして紹介される機会も多く、その知名度の高さが行列につながっています。

平日であれば比較的スムーズに購入できることもありますが、それでも焼き上がりを待つ時間は必要です。時間に余裕を持ったうえで、待つこと自体も含めて楽しむ気持ちで訪れると、満足度の高い時間を過ごせます。

事前の電話注文がおすすめの理由

たこ判は注文を受けてから一枚ずつ丁寧に焼き上げるため、焼き時間がかかります。混雑時にはたこ判の焼き上がりに40分以上、土日祝日には1時間以上待つこともあるとされています。これは美味しさへのこだわりの裏返しでもありますが、待ち時間が気になる方も多いはずです。

そこで活用したいのが、事前の電話注文です。あらかじめ電話で注文しておけば、店頭での待ち時間を大幅に短縮できます。観光の予定が詰まっているときや、小さな子ども連れで長時間待つのが難しいときには、特に役立つ方法といえます。

電話注文で待ち時間を短縮する手順

たこ判が生まれた由来と歴史

元祖たこ判 小前は、35年以上前にあたる1981年ごろに創業したとされる、長く地元に愛されてきたお店です。創業者は「トシ子おばあちゃん」と親しまれる小前トシ子さんで、もともとは大判焼きとたこ焼きを売る小さなお店として始まりました。

開店当初、メニューにたこ判はありませんでした。きっかけは、放課後にお腹を空かせて集まる近所の中学生たちのリクエストだったといわれています。「たこ焼きより安くて、もっとお腹いっぱいになるものが食べたい」という声に応え、トシ子さんが大判焼きの型でたこ焼きの生地と具を焼いてみたところ、これが大人気になったのです。

こうして偶然のように生まれたたこ判は、やがて香川県を代表するB級グルメへと成長しました。今では県内のたこ焼き店などでもメニューの一つとして見かけるほど定着していますが、その原点はこの小前にあります。中学生の素朴な発想とお店の人の優しさが、地域のソウルフードを生み出したというエピソードは、たこ判を味わう際の楽しみをいっそう深めてくれます。

長い年月を経ても、たこ判の基本的な作り方や味わいは大きく変わっていないとされています。一枚ずつ手間をかけて焼き上げるスタイルを守り続けているからこそ、行列ができるほどの人気を保ち続けているのでしょう。安くてお腹いっぱいになるものを求めた中学生たちの願いは、形を変えながら今も多くの人を満たし続けています。発祥の店で味わう一枚には、こうした歴史と物語が詰まっており、ただの軽食以上の特別な意味を感じさせてくれます。

元祖たこ判 小前のメニューを味わうためのまとめ

ここまで、元祖たこ判 小前のメニューと値段、そして訪れる前に知っておきたい情報を紹介してきました。看板の卵たこ判をはじめ、たこ焼きやたい焼きまで種類が豊富で、いずれも手頃な価格で楽しめるのが大きな魅力です。

一方で、人気店ゆえの行列や、焼き上がりまでの待ち時間といった注意点もあります。営業時間や定休日が変動する可能性もあるため、確実に味わいたい方は事前の電話注文や営業日の確認をしておくと安心です。香川のドライブ旅行の途中に、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

たこ判発祥の地で味わう一枚は、ボリュームと素朴な美味しさが詰まった特別な体験になります。父母ヶ浜などの観光スポットと組み合わせれば、香川の魅力をたっぷり満喫できる一日になるでしょう。

さらに詳しい店舗情報や口コミ、最新のメニューについては、以下の各サイトもあわせて参考にしてみてください。るるぶ&more.の施設情報では基本データを、食べログの店舗ページでは利用者の評価を確認できます。テレビでも紹介されており、KSB瀬戸内海放送のニュース記事でも地元グルメとして取り上げられています。

当ブログでは、ほかにもご当地グルメや料理にまつわる話題を取り上げています。あわせてドンキのスガキヤの味噌煮込みうどんの記事や、チャーハンの味付けのコツを解説した記事ゴツゴツのアハンの元ネタを解説した記事もどうぞ。